海外の住宅を日本に輸入した場合、メリットとなるのはその外観のおしゃれさをそのまま取り入れられることだと思い須坂市で新築一戸建てを建設しました。
日本だと、洋風にしても実際にレンガを使っている家は少ないですし、大抵はレンガに見せかけたとわかるタイルです。
それだとどうしても安っぽく見えてしまい、もっと技術的に良いものは作れないのかなと思ってしまいます。ホンモノを手に入れることができるので、その差は本当に大きいでしょうね。
もし古い素材を使えるのであれば、ヨーロッパの何百年も使われてきたような味わいを出せます。
日本で洋館というと、大正時代に一部の富裕層が作ったものがあるくらいで、あまり長い歴史のある住宅が現存しているかと言われればそこまでないと思います。
古さはヨーロッパでは良しとされ、古い住宅ほど価値が高まることもあるほど。日本とは違うセンス、感覚を持ち込めるのは輸入住宅を建てるメリットだと思います。日本に居ながら海外の家に住むのは不思議な感覚でしょうね。